株式会社東京ファクトリー members View more
-
大阪大学、川崎重工業、Boston Consulting Groupを経て東京ファクトリーを創業。
製造業向けSaaS”Proceedクラウド”を提供してます。
趣味:登山・キャンプ・クライミング
noteやってます! https://note.com/factory_minoru -
2014年4月、企業向けIT業務システムの構想検討から、構築、運用保守サービスを提供するシステムインテグレーターへ営業職とし て入社。
大手企業(医薬品メーカー/医薬品卸、アパレルメーカー)向けに、販売物流システムの提案活動に従事。
顧客担当営業として、引き合いフェーズのヒアリングからご提案、受注/契約、納品/請求/入金、本稼働後のフォローアップまで 営業における全工程を経験。
2019年2月からHacobuへ入社し、インサイドセールス、フィールドセールス、エンタープライズセールスを経験。
2020年11月以降は既存ユーザ向けに、データ分析に基づいた業務改善などを支援。
What we do
■【製造業の未来に貢献する】
製造業の生産現場ではまだ紙によるオペレーションや口頭/紙での情報伝達が行われているなど、多くのレガシーなオペレーションが残されています。
東京ファクトリーはSaaSの提供というアプローチでレガシーなオペレーションを変革し、製造業の競争力向上に貢献します。
■【Proceedクラウドについて】
現在、重工業向けに提供しているProceedクラウドは、これまで生産現場で有効活用されてこなかった工程写真をベースに製造情報データベースを構築することで、サプライチェーンの見える化や技能継承の効率化を実現するプロダクトです。
具体的には製造現場で撮影する写真を縦軸=部材、横軸=工程というフレームで整理しクラウドで共有することで、写真撮影者以外も現場でどの様なものづくりがなされているか把握することができるようになります。(※写真整理の方法で特許出願中)
またモバイルアプリも提供しており、アプリで写真を撮影する際に事前に登録しておいた、部材・工程情報を選択することで、写真分類の手間を最小化すると同時に情報共有速度を向上させます。
今後は”製造情報の蓄積”、”製造情報の検索”、”情報のアウトプットの効率化”を行うことをプロダクトの基本思想として、図面の共有や検索・レポート機能の高度化に取り組んでいきます。
■【狙っている市場】
現在は造船やプラント、産業機器の製造や調達を行っている重工業を中心に事業展開をしています。(対象となる会社数は日本国内で約7,000社存在)
直近では造船とプラントを中心に事業展開をしていますが、今後は品質保証やファシリティメンテナンスなどの写真を多く撮影する部門でのニーズもあるため、重工業に限らず幅広く製造業にアプローチするなどの事業展開も計画しております。
Why we do
■【創業の背景と製造業が抱える課題】
代表の池は川崎重工業でボイラの生産技術として勤務した後、ボストンコンサルティンググループで製造業やエネルギー企業へのコンサルティングに従事してきました。
キャリアを通して製造業に携わった経験から、製造業の中でも特に重工業の生産現場では紙によるオペレーションや口頭/紙での情報伝達が行われているなど、多くのレガシーなオペレーションが残されていることに気が付きました。
これは重工業が一般的な製造業がライン生産を取り入れて作業を効率化・標準化しているのに対して、製品が巨大であるがゆえにライン生産が出来ず、労働集約なモノづくりをせざる負えず、IoTやAIといったテクノロジーの恩恵を受けて来れなかったためだと言えます。
また、そのような労働集約的な製造業では人件費の安い国に生産拠点が移ってきており、競争力が次第に失われつつあります。
このような背景から重工業の製造現場には業務やプロセスをデジタル化することで、生産性の向上やより高レベルなモノづくりを実現するためのデータベース構築が不可欠であると考え、製造業向けSaaS企業を創業するに至りました。
How we do
■【日本の製造業の品質を支えてきた「ちょっとした」要素】
日本の製造業は、古くから品質が良く、製造現場が海外に移転し始めている今でも「日本と同じ品質を実現するのは難しい」と言われます。材料も作り方も同じなのに、どうして品質が変わるのでしょうか。
完成品のチェックは隈なく行われるので、納品の際は完璧に仕上げてお渡しします。しかし、品質の良し悪しは、最終的にはお客様の手に渡り、実際に使われ始めた時に分かります。見た目上はキレイでも、使い始めてみたら亀裂が入って破損してしまった、なんてことが起きてしまったら、信用が落ちるだけでなくこれまでの全てが水の泡になります。
品質を握るカギは、「誠実な仕事ぶり」です。
1つのものをたくさんの人が一緒に作る、ということは、各製造工程の担当者が違い、それが合わさった時に1つのものが完成する、ということです。それぞれの工程では「ちょっとしたこと」が、隣の工程に影響を与え、最終的には全体の品質を揺るがすことになります。
「ちょっとしたこと」だから報告しなくてもいいか、「ちょっとしたこと」だから間違えても大丈夫、悪気はなくともそんな小さな見過ごしが、全体の品質を揺るがすことになる。その「ちょっとしたこと」を見逃さず、隣の工程同士で連携し合い、助け合う、そんな誠実な仕事ぶりが集まることで、品質の高さは保たれているのです。
私たち東京ファクトリーも、そんな現場と向き合っているお客様と同じ姿勢で仕事をしたい。
自分の手がける仕事は手を抜かない、隣のメンバーとオープンに情報を共有する、困っているメンバーがいたら助ける、そして最高の品質のプロダクトを届ける。そんなチームでありたいと思っています。
■【現場主義】
東京ファクトリーは創業者が現場のエンジニアとして働いていた時の問題意識が発端で始まっている会社です。つまり徹底的にユーザー目線になれる。ここが東京ファクトリーの強みです。
東京ファクトリーに関わる人は、製造業出身でなくてはいけない、とは全く思っていません。どんなバックグラウンドを持った人でも、「製造業の未来に貢献する」というビジョンに共感し、デジタルの力で技能継承を助けたり、作業を可視化したり、コミュニケーションを円滑化したり、生産性を向上させたり、そんなことを実現したいという想いの方に関わっていただけたらと思っています。
とは言え、ユーザーの顔が見えない・声が分からない中でいいものは作れないので、池自身の原体験に加えて、実際にインタビューやアポイントなどを通してユーザーの声を聞くことも大事にしています。立場や職種関係なく、全メンバーがユーザーを解像度高く理解する機会を創出します。
■【ゼロイチフェーズだからこそのやり切り力】
私たちの事業 / プロダクト / 組織はまだまだゼロイチフェーズにいて、成功例はおろか失敗例さえもない中、それぞれ知恵を出し合いながら前に進んでいます。
ユーザーのためにやれることは山ほどあるので、どれから着手するか決め、まずはそれをやり切る。それによってユーザーが喜んでくれたら、それをエネルギーにまた次のやれることをやる。
そんな循環を作っていくために、まずは目の前にあることを一途にやり遂げることが大事だと思っています。自分の頭と手を使って、一つの正解を作っていく。それが集まって良い事業 / プロダクト / 組織になると信じています。
As a new team member
Proceedクラウドの認知を獲得することを目的にインターンに取り組んでいただける学生を募集しております。
【業務内容】
・オウンドメディア構築のためのリサーチ+ライティング
・ホワイトペーパー作成のためのリサーチ+ライティング
・展示会の企画・出展サポート
・展示会で獲得したリードのフォロー
・新規マーケティング施策の立案
・マーケティング戦略の検討(社員と一緒に実行いただきます)
※上記は一例です。各人の得意領域や希望に応じて業務は調整可能です。
【この求人の魅力】
・創業期のスタートアップで勤務することで0→1の事業体験ができる
・少数精鋭SaaSスタートアップで勤務することでビジネススキルを獲得することが出来る
・外資系コンサルティングファーム流のロジカルシンキングやスライドライティングの技術が習得できる
Highlighted stories
Funded more than $1,000,000 /