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ながく使えるウェブサイトを作りたい 。フロントエンジニアの彼女が電通アイソバーで見つけた天職「ブリッジディレクター」とは?【常和純子】

さまざまなバックグラウンドを持ったスペシャリストが集まる電通アイソバーの社員にインタビューして「なぜ電通アイソバーを選んだのか?」を聞く連載。第八回目は、Webのフロントエンジニアとしてキャリアを積み、電通アイソバーで「ブリッジディレクター」という天職を見つけたと語る常和純子(ときわ じゅんこ)。

ウェブ制作会社と事業会社でそれぞれWebエンジニアとして活動してきた彼女が、電通アイソバーに入ったきっかけ、そして「ブリッジディレクター」とはどんな仕事なのか聞いてみた。

プラットフォームソリューション部所属 常和純子
ウェブ制作会社やサービス運営会社でウェブエンジニアの経験を積み、電通アイソバーに入社。
現在はフロントエンドデベロッパーとテクニカルディレクターを兼務し、CMSやECなどのプラットフォームを利用したサイト制作に携わっている。

聞き手:塚岡雄太 出版社→制作会社→ウェブサービス運営会社と渡り歩いて、現在はフリーランスでウェブコンテンツの編集者/ライター。

※文中の部門・ポジション名は原稿作成当時のものです。

ダブルスクールから制作会社、そして事業会社へと移った「修行時代」

―― 今日はよろしくお願いします。いま、常和さんは「フロントとバックエンドのブリッジ役」だと伺っています。その内容も気になるのですが、まずはこれまでのご経歴をお聞かせください。

常和:はい、よろしくお願いします。
私は現職になるまでフロントエンジニアとして仕事をしている期間が長かったんですけど、大学はそういうものを専門にしていない、わりと幅広く学べるところだったんです。

それで、将来の仕事を考えないとな、という時期に「いつか子どもができたら小学校までは一緒にいてあげたいな」と思い、家でできそうな仕事を考えてウェブ業界を志しました。

とはいえ、大学ではデザインの授業を少しやっていたくらいでまったくウェブ制作の実績がない。まずは少しでも可能性をあげようとダブルスクールでウェブデザインやコーディングを学びました。

それでも、新卒採用の面接に行ってみると隣の子は分厚い本みたいなポートフォリオを持っていて、私はプリントアウトしたウェブデザインが2枚くらいという状態で苦戦しました。

卒業後の4月も超えてようやく入社したのが、渋谷にある20人ほどの小さなウェブ制作会社でした。

―― その規模で新卒を採用するというのは度量が広いですね。

常和:はい、それにいろいろと学ばせてもらいましたね。
デザイナーかコーダーか選ぶことができて、私はコーダーを選びました。これがフロントエンジニアとしてのスタートです。

仕事の方は、二次請け、三次請け当たり前みたいな、いわゆる小さい制作会社の仕事で、作っている時間よりも修正している時間のほうが長いくらい。それも、修正指示が伝言ゲームで伝わってくるので「なんでこの修正が必要なの?」ということもわからない状態でした。

それでも、自分の作ったものが世の中に出ていくのは嬉しいものでしたね。

―― その会社にはどのくらいの期間、いらっしゃったんですか?

常和:1年です。すごく勉強になった1年間でしたが、もっと時間をかけて「量より質」の仕事がしたいと思って、大手のインタラクティブ系ウェブ制作会社に同じくフロントエンジニアとして転職しました。

そこはウェブ関連のアワードを受賞するような会社で、先輩たちのテクニックも素晴らしく、感動したのを覚えてます。
修正に次ぐ修正を日々行っていた頃とは全く違う、新しい世界でした。

ただ、毎日遅く、土日もなく働くのに疲れてしまって…。次はもうすこしワークライフバランスのある生活をしたいなと思って事業会社に転職しました。なので、この制作会社も1年くらいですね。

―― そして次は、クラウド運用サービス会社の社内ウェブ部門ですね。

常和:はい。ウェブ制作の上流工程や制作意図を身を持って知りたいと思い、事業会社のウェブ部門を選びました。
でも、私のほかには、ウェブ制作の現場を経験していない方や、そもそもウェブ業界が初めての方や新卒の社員などで構成されたメンバーだったんです。

―― なんだかドラマが始まりそうなメンツですね(笑)

常和:ほんとにそうでした(笑)。それで、社長から「こんなサービスを売りたいからLP作って」と言われても「売るために作るってどういうことだろう?」みたいな。ペルソナ作りって何? という状態から始まって、社内の色んな人と話しながら試行錯誤で仕事をしている状態でしたね。

大変ではありましたが、それまでフロントエンジニア一筋でやってきたので、社内の人達と横断的にコミュニケーションをとりながら仕事をするのは新鮮でした。

そこで制作だけではない、企画を含めた仕事を経験したことで「ああ、ウェブってこんなに奥深いのか!」という大きな気付きがあり、今度は企画から制作までそれぞれのプロがいて、すべてを一貫して社内で行えるようなところに行きたいと思って転職活動をはじめました。それで入社したのがアイソバージャパン(後の電通アイソバー)です。

―― ひとつひとつの会社では短い在籍でしたが、多くのことを学んだ3年間という印象ですね。

常和:はい、まさに。技術を学び、モノづくりの楽しさを学び、ウェブの奥深さを学んだ3年間です。


アイソバージャパンから電通アイソバーへ 社内エンジニアとしての啓蒙

―― アイソバージャパンに入社されてから3日で合併(※1)したと伺っています。

常和:はい、そうなんです。入社してすぐに面談で「合併します」と聞きました。実際に同じオフィス(現在の東京本社)で働き始めたのはそれから数カ月後だったんですが、カルチャーショックは大きかったですね。

アイソバージャパンは制作会社寄りのエージェンシーという性格の組織で社内に制作体制があったのですが、電通アイソバーだとデザイナーはいてもエンジニアは少なかったんです。オフショアに発注するか、パートナーに依頼するかということが多かったんですね。

それで、「私たちもコーディングができますよ」と内製のメリットを理解してもらえるように、なるべく打ち合わせに参加したり頻繁にコミュニケーションを取ったりしました。また、チーム内で「Bootstrap」のようなフレームワークを構築していたので、それを中心として「工数が節約できるので使いましょう」と。

※1:電通iXとアイソバージャパンが合併して現在の電通アイソバーとなった。

―― それは苦労されたのでは?

常和:最初はそうですね。小口の仕事から始まって、だんだんと大きい仕事も依頼されるようになりました。それで、システム導入を前提とする依頼が増えてきたころから、私たちのフレームワークを使ったウェブ制作の強みを活かせるようになったと思います。

ある程度決まったフレームワークで制作したほうがデザイン面でも運用面でも耐久性の高いウェブサイトが作れるんですよね。
2社目のウェブ制作会社では、派手なキャンペーンサイトを「どかん!」と作って2週間後にはクローズするようなことも多くて、それがちょっと悲しかった。だから、長く使えるものを作りたいという気持ちが強かったんです。

―― 運用の耐久性が高いということは、制作上でもメリットがありますよね。

常和:はい。特にバックエンドではウェブサイトを分解して「パーツ」として扱います。そのとき、同じようなボタンなのに少しサイズが違うとか、そういうことがあると設計にブレが発生しデザイン面や運用面で耐久性も損なわれる。

なので、エンジニアとしての知識もある私がまずはパーツの概念に基づいたワイヤーを引いて、デザイナーさんと話しながらシステム導入する際に実現できるデザインかどうか確認していきます。
そのとき、システム案件はデザインが単調なイメージが強いので、デザイナーさんがワイヤーのイメージに縛られないよう「ワイヤーイメージは気にしないで作ってね」と言いながら自由に作ってもらい、その後で私がバックエンドでの工数削減ができそうなポイントをひとつひとつ確認して「ここは共通したパーツでも大丈夫ですか?」みたいに確認していくようになりました。



密なコミュニケーションの中でウェブサイトを作り上げていく楽しさ

―― 最初に出ていた「フロントとバックエンドのブリッジ役」がそれですね。

常和:いまの肩書としては「テクニカルディレクター」ですが、世の中ではブリッジディレクターとかブリッジエンジニアと呼ばれている仕事ですね。

この仕事の魅力は、まずはいろいろな職種の方と話ができること。エンジニアってどうしても一人作業になりがちですが、ブリッジ役だと必然的に多くの人とコミュニケーションをとりながら仕事をすることになります。社内のプロジェクトメンバーはもちろんですが、オフショアなどに依頼するのは文化の違いがあって難しさもありますが、依頼先の技術的なスキルなども上手く活用できるとより楽しいですね。

それに、これからライフステージが変わっていったときにもディレクターとしてのコミュニケーションスキルや考え方はずっと活きていくので、仕事を続けやすいとも思っています。

そしてなにより、「耐久性のあるサイト構築」が可能になるという点。たとえば10年という長いスパンで考えたとき、当然ながらプロジェクトに携わる人が変わっていきます。違う国の人、違う言葉の人が関わるかもしれない。
そうなっても運用できるウェブサイトを作れるっていうのは本当に嬉しいことですね。自分の作ったものが、長く愛されるのが嬉しいんです。

―― 常和さんと同じポジションの方を募集していると伺っています。どんな方に来てほしいですか?

常和:電通アイソバーの魅力は、いろいろなバックグラウンドを持った人が大勢いて一緒に仕事ができるところです。そんな人たちと積極的にコミュニケーションをとって仕事ができる楽しさを感じられる人なら、きっと向いていると思います。

スキルの面で言えば、テクニカルな知識と経験に特化した方、現場で実装作業をやったことのある方だとスムーズに仕事ができると思います。

また、社内で制作ができるということは、わざわざパワポで指示書を書かなくてもさっと席まで行って話しちゃうことができる。そのままランチに行ったりとか。本当に楽しいですよ。

コミュニケーションを楽しみながら仕事するということ

本当に楽しい、と笑顔で語る常和さん。なんと「挫折したことがない」のだそう。それは、挫折したと思わなければ挫折にならないという屈強なメンタルがあるからだけではない。密なコミュニケーションの中でこそ発揮されるチームとしての力があれば何ごともきっと解決できると信じる彼女の前向きさが支えているのだろう。

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