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スタートアップバックオフィスを渡り歩いてきた私が、ContractSでバックオフィスにいるワケ

ContractSを代表する社員が、半生を語るコラム『ContractS わたしの履歴書』。それぞれの分野で後世に残る仕事を成し遂げようと日々奮闘するContractS社員。彼ら彼女らが自らの言葉で語る努力や想い。読めばきっとあなたに役立つ何かが得られるはずです。

■山本裕貴(やまもとゆうき)
職種:経営管理部長
趣味:料理

お稽古事から毎日の習慣づけまで、厳しい教育方針だった。しかし、そのお陰で勉学にも苦労せず、自分の得意領域をどんどん広げていけた今がある。

私は、千葉県で生まれ育ちました。幼少期といえば、親がとにかく教育熱心なこともあり、習い事ばかりの毎日でした。スイミングや絵画、算盤、エレクトーン、塾・家庭教師、柔道
などなど...今思えばとんでもない数ですね(笑)中には嫌々やっていたものもありましたが、興味があろうがなかろうがやるしか選択肢がなかったので、小さい頃から与えられたことを実行する「使命感」の様なものは芽生えていたかもしれません。

また、両親はお稽古事だけでなく、毎日の習慣付けにも厳しい教育方針でした。例えば、毎日続けるように言われたことの一つが、「毎朝、ノート1ページ分の日記を書く」こと。「読解力と書く力は必ず将来あなたが大人になった時に活きるから」という言葉を信じて、毎日泣きながらやり続けましたが、結果的に読書感想文をスラスラ書けるようになったり、成績にも苦労しない生活が送れたので、両親の教育方針には本当に今でも感謝しています。

総じて、この頃学んだ「毎日いろんなことを浅く広く取得し、自分の中で咀嚼して他のことに活かすプロセス」は、会計をメインとしながらも、労務や経営企画・法務・セキュリティ・情シスなど周辺領域の力をつけてできることの幅を広げていく私の働き方を形成した一番大きなきっかけだったかもしれません。

自分の心の動きの正体を知りたくて、心理学にのめり込んだの思春期。そして、心理カウンセラーの勉強の過程を経て、惹かれるようにして税理士事務所に挑むことに。

中学に上がるとやがて両親のスパルタ方針も徐々になくなり、バスケ部に入るように。間違いなく、そこは友達とつるんで自由な時間が過ごせる憩いの場でしたね。「よく反抗期にならなかったね」と周りに言われますが、部活という気分転換の場ができて本当によかったです(笑)

また、有志の駅伝部にも所属しました。そこは、長距離が得意な人が集まり、冬の試合に向けて夏の間だけ集中的に練習する合宿の様な活動場所。周りがストイックなメンバーばかりで、刺激になりました。

高校では、中学から高校にかけての思春期によくありがちな「自分の心の中の葛藤」をうまく消化できずに苦しんだため、自分の心の動きの正体がなんなのかを調べるために心理学の勉強にのめり込みました。結果、心理カウンセラーの進路を志し、高校を卒業して1年間、学費を稼ぐためにフリーターとしてアルバイトをかけ持ちながら勉学に励みました。

一方で、アルバイト掛け持ち生活を通して「稼ぐことへの意識」が高まった私は、カウンセリングの中でとりわけ興味のあったコンサルティング領域を生業としながら十分に稼ぐことのできる「士業」の仕事に惹かれるように。意を決して、税理士事務所に飛び込みました。これが現在のキャリアに繋がる最初の一歩でしたね。


クライアントから教わった「数字の裏側にあるストーリー」。会計のプロとしての経験を積む中で芽生えたのは、「財務指標をデザインしたい」というビジョン。

税理士事務所では、オーナー企業の社長や役員に向けてひたすら数字面のアドバイスを行う日々でした。

税理士資格を持たないまま入ったこともあり、当初は会計・税務の仕組みを理解し提案することに必死でしたが、クライアントの課題解決に取り組むうちに、次第に自分の中で大きなブレークスルーが起きました。それは「数字の裏側には必ずストーリーが詰まっているんだ」ということ。

会計のコンサルティングを行う側からすると、数字から全ての課題解決が始まるので、どうしても売上や利益の最大化という部分的な観点から提案を行いがちです。しかし、汗水たらして日々事業を成長させるクライアントからすれば、数字はあくまでも結果。例えば「今期はこれがこれくらい売れたから利益はこれくらい出ているだろう」など、事業の動きから肌感覚で数字を見積もれる数字感覚に魅了され、「数字の裏側にある事業のストーリーをしっかりと読み取れる会計のプロでありたい」という想いが芽生えるようになっていきました。

この想いは、税理士事務所で自信をつけていく中で、次第に「ステークホルダーの意図やビジネスのストーリーを理解し、財務諸表をデザインする」というビジョンへと進化。コンサルタントとしてではなく、事業会社における会計のプロになるべく、事業会社への転職を決意しました。


事業会社へ転身し、バックオフィス全般を経験。その経験を通して、全ての周辺業務が会計と密接に紐づいていることに面白みを感じた。

税理士事務所を出て、最初の転機は国内ECサイトの運営会社での経験でした。

会計・税務をメインに仕事をしていた私に管理部門の管理職をいただき、総務・法務・労務・情報システム・セキュリティなど企業のバックオフィス機能をすべて経験することができました。会計以外の一連の業務の流れや、会計に紐づいてくる部分、隣接する別々のセクションが実は重なりあう部分があり、その全体感を体感できたことは、その後の業務改善やシステムの構築に大きく影響しています。

会計の重要なポイントは、タイムリー性と正確な情報収集。それを満たす理想的な業務フローを構築すべく、立ち上がったばかりのスタートアップで「情報の入り口を整備する」役割を全うしてきた

その後もスタートアップや上場企業でのキャリアを経る中で特に貴重な経験を得られたのは、中国に拠点を置く外資系のこちらもEC事業会社での仕事でした。

会計の重要なポイントの一つとしては、タイムリーかつ正確な情報収集が挙げられると思います。それまでの経験では、ある程度の情報収集の仕組みがある企業(例えば、請求書は○○日までに経理に渡すなど)に、会計担当として業務改善や効率化の目的で、「情報収集のフローを整理する」だったのですが、まだ立ち上がったばかりのスタートアップ企業であったため、0から企業全体のシステム(ソフトウエア的な意味も、仕組み的な意味も)を構築することが必要でした。

それまでの経験で、企業の情報の終着点は「会計」と考えていたため、タイムリーかつ正確な情報収集フローを構築するために、「情報の入り口を整備する」ことに集中的に多くの時間を割くことに決め、当時整備が不十分だった物流管理システムや仕入管理システム・稟議システム・会計システムの仕組み化に取り組みました。会計周りや支払周りのオペレーションがカオス状態だった状況下で、それを一から整え、企業全体のシステムの理想を自分の手で実現するプロセスは、期待通り、通常バラバラに管理されているものが紐づき、スピードと正確性を兼ね備えながらも、全体を見渡せるシステム構成になりました。これにより管理コストはミニマムでありながら、網羅的に情報を取込、経営層にインプットし、コミュニケーションをとるその結果「ステークホルダーの意図やビジネスのストーリーを理解し、財務諸表をデザインする」というビジョンが実際に実務として叶ったと感じました。


リーガルテック領域への関心から始まったContractSとの出会い。会計と法務の間のストーリーを繋げるプロダクト思想に、「これだ!」と興奮したのは必然だった

ContractSとの出会いは、リーガルテックへの関心から始まりました。

バックオフィスとしてあらゆるカスタマイズ性の高いERPシステムを使っていく過程でその扱いの難しさを感じていた私は、バックオフィス系のSaaSプロダクトがものすごいスピードで市場でパイを取り始めることに注目していました。中でも、「契約」領域を司るリーガルテック領域はまだまだ未開拓であると共に、私自身、法務視点での契約におけるペインを数多く抱えていたこともあり、一目置いていたんです。

そんな中、ContractSの契約マネジメントシステムというプロダクト思想を知った時に、会計と法務の間のストーリーを繋げるプロダクトはまさしくこれだ!と興奮しました。

その期待を胸に挑んだCEO笹原との面接で、大きな共感を得る瞬間がありました。それは、ContractSのミッション「権利義務が自然と実現される仕組みを創る」に出てくる「権利と義務」というのが、会計用語に換えるとまさに「債権と債務」であるということ。

会計と法務の間のストーリーを繋げるだけでなく、監査が必要じゃなくなる未来もつくれるんだ、ということに強く共感し、気づけば入社を決意していました。

企業全体のシステム・仕組みの最適化に取り組む、やりがいのある毎日。「従業員に対して働きやすい・成果を出しやすい最適な環境の提供」をミッションに今後も切磋琢磨していきたい

現在、ContractSでは経営管理として、会計・総務・法務・情報システム周りを範囲に置きつつも、請求周りやセールスオペレーションも含めた企業全体のシステム・仕組みの最適化に取り組んでいます。特に、ContractSとして今一番大事なのは「全体の業務フローの再構築」だと捉えているので、最適なフロー再構築に向けて、日々切磋琢磨しています。

ContractSの組織の好きなところは、本質を常に問いながら課題解決に向かう企業風土ですね。まさにContractSのValueにも「本質をゆく」という言葉がありますが、CEO笹原を筆頭に、その姿勢が社内に浸透していると感じます。特に会計に関わる人間は、「自分の作った数字が本当にこれで合っているか?」と慎重に問い直す姿勢は不可欠なので、このValueは数ある中でも一番私が心がけたい言葉ですね。

今のContractSは、組織としても事業としても急拡大しているフェーズにあります。そんな中では「従業員に対して働きやすい・成果を出しやすい最適な環境を提供すること」は特に重要なコーポレートミッションだと考えているので、常に従業員目線で試行錯誤しながら、改善とアップデートを繰り返していきたいと思います。

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